FakeRecycled(WORM_VB.BDN, Troj/VB-CSA, Win32/FakeRecycled.A)の駆除方法について、簡単にまとめておきます。
まず、最初に行うことは、このウイルスのプロセスを止めることです。Windows タスクマネージャを実行し、「プロセス」タブで、「イメージ名」が、ctfmon.exe のものを探します。感染していれば、2つ見つかるはずです。ctfmon.exe は、本来、テキスト・サービスと呼ばれるバックグラウンド・プログラムで、Windows XP に標準で搭載されています。つまり、2つあるうちの一方がウイルスのプロセスです。どちらか分からないので両方ともプロセスを終了させます。
次に、ウイルス本体を削除します。本体は「C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ」にあります。名前は ctfmon.exe です。
ここまでの作業を行ったら、オンラインウイルススキャンをかけましょう。
トレンド フレックス セキュリティ:オンラインスキャン
http://www.trendflexsecurity.jp/security_solutions/housecall_free_scan.php
これで、完全に駆除できますが、マイコンピュータから各ドライブをダブルクリックしても開けないようになります。ウイルスが残したファイルがまだ存在することと、レジストリの一部を改変されているせいです。まず、各ドライブのルートに生成された autorun.inf ファイルを削除します。このファイルは隠しファイルになっていますので、エクスプローラの「フォルダ オプション」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェックし、更に、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない」のチェックをはずして、「OK」すれば見えるようになります。削除したら次に、レジストリ内の改変された部分を削除します。お約束ですが、レジストリの編集にはレジストリ エディタを使用します。レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
レジストリを編集するために、レジストリ エディタを起動します。「スタート」→「ファイル名を指定して実行」で regedit と入力して「OK」ボタンを押すと起動できます。編集する場所は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\MountPoints2 で、このキー内を検索して、値に Recycled\ctfmon.exe を含むものを見つけたら、そのキー({xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx})毎削除します。 複数存在しますので全て削除します。
あとは、パソコンを再起動すれば完了です。なお、このウイルスは感染中のパソコンに挿入された USB メモリや MO ディスク等の媒体にも感染します。それらをうっかり開いてしまうと再びパソコンに感染してしまいますので、媒体を開く前に、必ずウイルスチェックをするように気をつけなければいけません。